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CSVを開いたら普通に見えるのに、インポートすると途中から行がずれる。
その原因の一つがセルの中に入った改行です。
特に、備考、住所、商品説明、問い合わせ内容のような自由入力欄で起きやすい。
CSVでは「改行 = 次のレコード」とは限らない
CSVは基本的に一行を一件のデータとして扱う。
ただし、値をダブルクォートで囲めば、その中に改行を含められる形式も一般的だ。
たとえば説明欄に二行の文章が入っている場合、正しく囲まれていれば一つのセルとして扱える。
問題は、書き出したソフトや受け取るシステムがその形式を正しく扱わない場合だ。
壊れやすいパターン
よくあるのは、セル内改行があるのに引用符が欠けているケース。
すると本来一件だったデータが途中で二行に分かれ、次の行から列数まで合わなくなる。
もう一つは、値の中にダブルクォートそのものが含まれているケース。
CSVでは引用符を適切にエスケープする必要があるため、手作業で修正するとさらに壊しやすい。
Excelで見えるから安全、ではない
表計算ソフトはCSVを読みやすい表として表示してくれる。
そのため、ファイル内部の引用符や改行の状態が見えにくい。
見た目が整っていても、別システムへ渡した瞬間にエラーになることはある。
CSVは「Excelで開けるファイル」ではなく、システム同士でデータを渡すためのテキスト形式として確認した方が安全だ。
インポート前に見るポイント
まず、行ごとの列数が途中で変わっていないか確認する。
次に、備考や説明など長文が入る列を確認する。
そして、セル内改行を含む値が正しく引用符で囲まれているかを見る。
大量データなら目視では厳しい。数千行を人間がスクロールして探すのは、機械がある時代にやる仕事ではありません。
エラーが出たら元データを残す
修正前のCSVは必ずコピーして残す。
原因が改行なのか、引用符なのか、列数なのか分からないまま上書きすると、比較できなくなる。
元ファイルを保存 → 問題箇所を特定 → コピー側で修正 → 再チェック
この順番が安全だ。
CSV Preflightでは、CSVをブラウザ内で確認してインポート前の問題を探せる。
CSVで行が突然ずれたら、まずセル内改行とダブルクォートを疑う。
見た目より、ファイル内部の構造を見るのが近道です。
