SECURITYGuide2026-09-23

Windows 10、まだ捨てなくていい。でも放置はダメだ

個人向けWindows 10 ESUは2027年10月12日まで延長。今のPCを使い続ける人が確認すべきことを整理する。

Windows 10の通常サポートは、2025年10月14日に終わった。だから「まだ起動するから大丈夫」は、セキュリティの話としては通用しない。

ただし個人利用なら、話はそこで終わらない。MicrosoftはConsumer ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)を2027年10月12日まで延長した。すでにESUへ登録済みの端末は追加手続きなしで延長される。

ESUはWindows 10の復活ではない

ESUで受け取れるのは、重要なセキュリティ更新が中心だ。新機能が増えるわけでも、通常の技術サポートが戻るわけでもない。

つまりESUは「Windows 10をあと何年も使い続ける権利」ではなく、次のPCを決めるまでの安全な猶予に近い。

まず確認する3つ

  1. Windows 10が22H2か確認する。
  2. Windows Updateを開き、ESUの登録状態を確認する。
  3. 2026年9月のセキュリティ更新が入っているか確認する。

Microsoftは2026年9月8日にもWindows 10 ESU向けセキュリティ更新KB5122878を配信している。ESUへ入っただけで安心せず、更新が実際に適用されているところまで見る必要がある。

今すぐWindows 11 PCへ買い替えるべきか

必ずしもそうではない。

今のPCが問題なく動き、ESUで保護され、使っているアプリや周辺機器にも困っていないなら、急いで買い替える理由は弱くなった。1年の延長は、値段や機種を比較する時間として使える。

一方、ESUへ登録できない、ストレージやバッテリーも弱っている、仕事で重要な端末なのにバックアップがない、という状態なら話は別だ。OSだけ延命しても、機械全体の故障リスクまでは消えない。

「動く」と「安全に使える」は別

古いPC問題がややこしいのは、壊れていなくてもサポート期限が来ることだ。

Windows 10は今日も普通に起動する。その見た目と、セキュリティ更新の有無は別問題だ。

2027年10月まで時間が増えたのは朗報。ただし、その1年は「何もしなくていい1年」ではない。

ESUを確認して、更新を入れて、次を選ぶ。

Windows 10ユーザーが今やることは、この3つで十分だ。

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