Windows 10の通常サポートは、2025年10月14日に終わった。だから「まだ起動するから大丈夫」は、セキュリティの話としては通用しない。
ただし個人利用なら、話はそこで終わらない。MicrosoftはConsumer ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)を2027年10月12日まで延長した。すでにESUへ登録済みの端末は追加手続きなしで延長される。
ESUはWindows 10の復活ではない
ESUで受け取れるのは、重要なセキュリティ更新が中心だ。新機能が増えるわけでも、通常の技術サポートが戻るわけでもない。
つまりESUは「Windows 10をあと何年も使い続ける権利」ではなく、次のPCを決めるまでの安全な猶予に近い。
まず確認する3つ
- Windows 10が22H2か確認する。
- Windows Updateを開き、ESUの登録状態を確認する。
- 2026年9月のセキュリティ更新が入っているか確認する。
Microsoftは2026年9月8日にもWindows 10 ESU向けセキュリティ更新KB5122878を配信している。ESUへ入っただけで安心せず、更新が実際に適用されているところまで見る必要がある。
今すぐWindows 11 PCへ買い替えるべきか
必ずしもそうではない。
今のPCが問題なく動き、ESUで保護され、使っているアプリや周辺機器にも困っていないなら、急いで買い替える理由は弱くなった。1年の延長は、値段や機種を比較する時間として使える。
一方、ESUへ登録できない、ストレージやバッテリーも弱っている、仕事で重要な端末なのにバックアップがない、という状態なら話は別だ。OSだけ延命しても、機械全体の故障リスクまでは消えない。
「動く」と「安全に使える」は別
古いPC問題がややこしいのは、壊れていなくてもサポート期限が来ることだ。
Windows 10は今日も普通に起動する。その見た目と、セキュリティ更新の有無は別問題だ。
2027年10月まで時間が増えたのは朗報。ただし、その1年は「何もしなくていい1年」ではない。
ESUを確認して、更新を入れて、次を選ぶ。
Windows 10ユーザーが今やることは、この3つで十分だ。